切っても切れない人と酵素
酵素とは

酵素がどういうものなのか、その意味を分かりやすく解説します。

酵素って何?

酵素は私たちの身体の中に存在し、食べ物の消化、吸収を助けたり、ホルモンや新陳代謝の活動を行い、人間の身体の生理的活性物質の合成や分解を助けたりする人間が生きていく上で、欠かせないものです。勘違いされることも多いかもしれませんが、食べ物を消化したり、分解するというのは、腸自体が行っているものではなく、酵素が行っています。つまり、酵素がないと、食べ物の消化や分解が適切に行われないため、未消化のまま血液中に流れ込み、未消化の物質は血液を汚し、体細胞にその物質を沈殿させることになります。その結果、肥満の原因になったり、ドロドロの血液で血行不良となり、肩こり、腰痛、冷え性を引き起こします。

酵素の研究

私たちの生命にとっての酵素の重要性を説き、栄養学からみた酵素の研究の第一人者は、アメリカの医学者、エドワード・ハウエル博士です。ハウエル博士は1985年に「酵素栄養学」という本で、酵素と食事、健康について詳しく書かれました。現在でも多くの酵素に関する本や学説がこの影響を受けています。

酵素ができること

では、「酵素」にはどんなことができるのでしょうか。まず第1に腸内にある3〜5キロの宿便の排泄をします。人間の腸の中には普通の人でも3〜5キロの宿便を持っているといわれます。これだけの宿便が腸内に存在するのは、私たちが普段食べている食べ物が分解しきれないで、そのまま溜まってしまうためです。酵素は食べ物を胃や腸で消化、分解をする働きをしますが、この酵素が体内に十分にあると、宿便は分解され、体外に排出されるしくみになっています。次に、血液中の毒素をなくし、血液をさらさらにします。毒素というのは、腸内で分解し切れなかった未消化食物の分子です。この分子は大きいので、栄養分として吸収されず、内臓に溜まって、不必要な脂肪となってしまいます。しかし、これもまた酵素があると、毒素も分解され、栄養分としてきちんと吸収されることになります。第3に血液がさらさらになることにより、体内の脂肪分などを排泄します。血液は不要なものを体外へ運ぶ働きもしていますが、血液中の毒素が多すぎると、運ばず、身体のどこかに置いていってしまいます。ところが、血液がサラサラの状態であれば、きちんと運んでくれます。第4に肝臓と腎臓の負担をなくします。血液は運んだ毒素を、さらに肝臓や腎臓に持っていき、肝臓や腎臓で排泄の処理をしますが、毒素が多すぎると、負担がかかってしまいます。したがって、酵素によって胃や腸できちんと栄養になる分子まで分解していれば、肝臓や腎臓に負担をかけなくてもよいことになります。最後に腸内の悪玉菌を減らし、悪玉菌の発する有毒ガスを取り除くことにより、体臭や口臭を消し去ります。腸内には大腸菌などの悪玉菌や、乳酸菌などの善玉菌がたくさん存在します。悪玉菌について言うと、悪玉菌は有毒ガスを発生させます。この有毒ガスというのはおならのことです。しかし、この有毒ガスというのはおしりからだけではなく、腸から血液中に吸収され、肺に送られ、口臭となったり、皮膚から染み出て、体臭となったりします。ただ酵素が腸内洗浄してくれるおかげで悪玉菌を減らし、有毒ガスを取り除いてくれます。

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